［ HOME >> 『例解 和文英訳教本《公式運用編》』詳細 ]「例解 和文英訳教本《公式運用編》」詳細
既刊「文法矯正編」と「長文編」をつなぐ、中〜上級の学習者向けの英作文演習＆指南書。
2部構成の第１部では最重要の文法項目と構文のパターンの習得を、第２部ではそれらの知識の活用に加え、基本語彙を使って難しいことを表現する応用力を指導していく。
和文英訳を基礎からじっくり学習し、"英語的な感覚"を身につけるのに最適。
本書は、最低限おさえておきたい高頻度の文法項目と構文のパターン、基本語彙を使って難しいことを表現する応用力、基本語彙の語法やニュアンスの習得、口語体と文語体の意識などを指導し、英作文のゆるぎない力を養成するのが目的です。
従来の英語教育は、読解であれ作文であれ、雛形となる公式を提示して、
そこに単語を当てはめていくという指導法が主流でした。
例えば「〜のおかげで…ができるようになる」という表現は、
〜 enable somebody to do …という公式を覚えて、
〜や…のところに様々な単語を当てはめて英文を作り上げていきます。
もちろん、初期のうちはこの学習法は欠かせません。
問題は、巷の英作文の参考書等はこうした公式をただ羅列するだけに終始していることです。
こうした公式の個数を増やすことが英作文力向上につながることは否定しませんが、
中にはhardly 〜 when …やbut for 〜のような、ネイティブスピーカーでも今ではまず使わないような表現まで扱われていることがあります。
いまひとつの問題は、公式に単語を当てはめていくといっても、
数学の公式に数字を当てはめていくのとは違い、
単語１つ１つには皆それぞれの使い方やニュアンスがあり、
そう単純なパズルゲームではないという点です。
そこで、本書では、伝統的英作文教育の良い点を受け継ぎつつも、
その次のステップにつなげるところまでを示していきます。
すなわち、全体を2部構成にして、
第1部では最低限おさえておきたい文法項目と構文のパターンの習得を、
第2部ではそれらの知識を使いつつも、基本語彙を使って難しいことを表現する応用力、基本語彙の語法やニュアンスの習得、そして口語体と文語体の意識などを指導していきます。
この両者を体得してはじめて英作文のゆるぎない力が養成されるのです。
こんなあなたに本書をおすすめします
→ 英作文をBrush Upするための
本格的な学習書を求める社会人
→ 中堅以上の私立大学から一般国公立大学の志願者
→ TOEFL(R)や大学入試の自由英作文対策で
表現力を増やしたい人
はしがき（pdfファイル）
本書の特徴（pdfファイル）
目次紹介（下線部をクリックするとイントロが読めます：pdfファイル）
第1部 文法・表現別 和文英訳
第1章 時制
第2章 頻出表現
第3章 頻出構文
第2部 テーマ別 和文英訳
第1章 天候・気候
第2章 交通
第3章 趣味・読書
第4章 健康
第5章 旅行
第6章 言語・教育
第7章 災害・環境
第8章 科学・機械
第9章 文化・社会
第10章 人生・人間
表現研究索引
第1部項目一覧（pdfファイル）
内容一部紹介（画像をクリックすると大きく表示されます）
第1部 第1章 問題
第1部 第2章 問題
第1部 第3章 問題
第2部 第1章 問題
第2部 第2章 問題
第2部 第3章 問題
第2部 第4章 問題
第2部 第5章 問題
第2部 第6章 問題
第2部 第7章 問題
第2部 第8章 問題
第2部 第9章 問題
第2部 第10章 問題
Information
小倉 弘著／英文校閲：Christopher Barnard（帝京大教授）
A5判 314頁 定価本体1800円
■小倉 弘（おぐら・ひろし）■
静岡県静岡市清水区生まれ。
慶應義塾大学文学部英米文学科卒業。
代々木ゼミナール英語講師。
主に英作文の授業を担当。15年以上にわたりネイティヴスピーカーとのペア授業を担当。
幼い頃からテレビ番組『セサミストリート』を見て英語に興味を持ち、小学校2年生から英語塾に通い始める。
予備校浪人中にさらに英語にはまり、大学時代はサークルにも入らず英語研究を続けた。
趣味は史跡巡り、お笑い研究、歴史関係の読書、クイズ番組の本格的視聴、健康ランド通い。特技は35秒以内で歴代天皇125代を全て言えること。
著書に『受験英語禁止令』（研究社）と『まるおぼえ英単語2600』（中経出版）などがある。
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