「ジャンル別解説 英文読解の正体」詳細

【「英文読解の正体」の特徴】

大学入試の英語問題は
世の中の変化と決して無縁ではありません。
いや、それどころか、時代や社会と密接にかかわっています。
なぜなら、出題者である先生方が、
今の時代のさまざまな問題と格闘しており、
“問題意識”をもつ学生を入学させたいと考えているからです。

本書『英文読解の正体』の狙いは、
こうした「今の時代の抱える問題や変化の流れ」を、
日本語を通じて十分に理解し整理しておくことです。
すなわち、大学入試の英語の長文対策として、
大学が好んで出題するテーマ（英語の長文読解問題に出題されやすい内容）
をあらかじめ整理し、その見取り図を頭に入れておくことで、
読解を楽にすることです。
（したがって、日本語のみでの学習も可能です）

ここ数年の間に長文問題に頻繁に登場したテーマを、
12のジャンルに分けてあります。
そして、ジャンルごとに、その概要や入試問題とのかかわりについて解説し、
頻出する典型的な内容の文を選んで、ていねいな和訳をつけてあります。

時事英文を読みこなすための教養の基礎を身につけたい
と考えている社会人の方にも強力にお勧めできます。

各章は以下のような構成になっています。

1. 「〜（そのジャンル）はココをおさえる」（背景知識）：
それぞれのジャンルの概要や問題点、あるいは、どんな内容が入試で出題されやすいのかが、ていねいに解説されています。

2.　Part 1 典型的な論点（短文）：
各ジャンルで論じられるポイント（主題に近い内容）を、実際の出題文から抜き出してあります。これらを頭に入れておくことにより、英文を読むさい、どんな内容かピンとくるようになるでしょう。

3.　Part 2 頻出テーマ（長文）：
入試で頻出のテーマにかかわる長文を3〜4つ取り上げました。いずれも内容・文体ともに選りすぐりの良質英文です。

Part 1、2では、各ジャンルのキーワード（頻出の表現）を、専門用語だけでなく、特有の言い回しも含めて赤字にしてあります。
また、Part 1、2とも、読者の実力に応じて、日本文（和訳）だけを読んでも相当の効果があるでしょう。

これらの英文に登場する重要語句（長文読解のキーワード）は別冊に詳しく解説されています。

著者の古藤晃先生は、
『大学入試 英語問題の研究』（ベネッセ）の監修者であり、
大学入試問題全教科の分析そして作成までも行う古藤事務所の代表です。
日本で、大学入試問題の出題傾向をもっとも熟知している人が選りすぐったのが、本文に収められているテーマとその解説、そして英文といえるでしょう。
（詳しくは下記をどうぞ！）

 

内容一部紹介（画像をクリックすると大きく表示されます：pdfファイル）

1. 「〜（そのジャンル）はココをおさえる」

2.　Part 1 典型的な論点（短文）：

3.　Part 2 頻出テーマ（長文）：

別冊「〈ジャンル別〉単語・イディオム帳」：

はしがき（pdfファイル）

本書の利用法（pdfファイル）

目次紹介

第1章　環境問題
第2章　世界経済
第3章　日本論（世界の中の日本）
第4章　ネットワーク社会
第5章　教育論
第6章　科学論・生命論
第7章　文化論
第8章　英米論
第9章　言語論
第10章　健康問題
第11章　仕事と余暇
第12章　現代社会の諸問題
別冊　「〈ジャンル別〉単語・イディオム帳」（英文の語句注）

 

Information

古藤晃著　A5判　210頁＋別冊60頁　定価本体1500円

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