「法助動詞の底力」詳細
複数のネイティヴスピーカーの助言を元に
上級者でも案外使えていない助動詞の
用法を詳説した貴重な一冊!
まさか、can=できる、could=できた、と単純に覚えている人はいないと思いますが、次の問題に正しく答えられるでしょうか?
次のカッコ内に入るのはcanでしょうか? couldでしょうか?
1. It(can / could)snow late this evening.
「今晩遅く雪が降るかもしれない)」
2. It(can / could)snow even in a desert.
「砂漠でも雪が降るかもしれない」
自信をもって答えられなかったあなたは「法助動詞の底力」が十分についていません。canやwillに代表される法助動詞の正しい使い方がわかったつもりでわかっていないのです。
法助動詞の正しい使い方が身につけば、 ネイティヴスピーカーが話す英語の微妙なニュアンスがわかり、 自分の気持を相手に正しく伝えることができるようになります。
法助動詞がうまく使えるようになると、
外国人から見てあなたは 「謙虚で控えめで丁寧で信頼できる人」!
それは、あなたのしゃべる英語の中の法助動詞が、
そういう印象を相手に与えるからです。
法助動詞がうまく使えるようになると、
外国人から見てあなたは
「状況を正確に分析し、 きちんとした予測をできる人」!
それは、あなたのしゃべる英語の中の法助動詞が、
そういう印象を相手に与えるからです。
さあ、この本を読んで、
今まで暗く立ち込めていた 法助動詞の複雑怪奇な迷路の濃い霧が、
魔法のように一瞬にして晴れ上がる快感を あなたも味わってください。
information
安武内ひろし著、四六判、214頁、本体1500円
内容紹介(pdfファイル:はしがきと各章の最初の4頁が読めます→◆をクリック)
はしがき ◆
第1章 canとcould ◆
第2章 mayとmight ◆
第3章 shouldとshall? ◆
第4章 willとwould ◆
第5章 mustとhave toとhave got to ◆
詳細目次(pdfファイル)
米国フロリダ州最南部の国際都市マイアミにある私立マイアミ大学(University of Miami)の大学院でTESOL(外国語としての英語教授法)専攻。修士修了後、フロリダ電力(株)(Florida Power & Light)に就職し、翻訳部員としてQC活動(品質向上活動)の最高賞であるデミング賞(Deming Award)受賞に貢献。同社退社後、ニューヨーク州北部の私立コーネル大学(Cornell University)の大学院の夏期3か月集中講座で「外国語としての日本語教授法(Jordan Method)」を学び、その後4年間、ペンシルベニア州フィラデルフィア(Philadelphia)近郊にある私立アーサイナス大学(Ursinus College)で専任講師として日本語を教える一方、ビリー・ジョエルの名曲「アレンタウン」で有名な、ペンシルベニア州アレンタウンのAT&T Bell研究所(Allentown, PA)で4年間にわたり毎週、技術者や重役に「ビジネス日本語」を教える。 日本に帰国後は大手予備校(代々木ゼミナール、河合塾、佐鳴予備校)や首都圏の大学、高校で英語を教えており、日本の英語教育のListening, Writing, Speakingの3分野での先駆者と目されている。
主な著書は、『洋楽を歌おう!』『一流企業のビジネス英語』(以上、秀和システム)、『図解7日間で突然英語ペラペラになる本』(ダイヤモンド社)、『Be動詞を捨てれば英語は話せる』(プレイス)、『日本語発想を捨てれば英語は話せる』『入門からの速効英語リスニング』(以上、研究社)、『センター音法英語リスニング』(水王舎)、『英語リスニング9つのルール』(DHC)、訳書に『ここがおかしい日本人の英文法』(T. D. Minton著、研究社)など多数。