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「日本人が知らない英文法」詳細

あなたは、「中間動詞」と「中間態」というものをご存知ですか?

これは本書の第1章で取り扱われているテーマであり、あなたの英語の誤りを正すカギとなる考え方、すなわち、「日本人が知らない英文法」の一つです。

また、動詞takeは、どうして、「取る」という意味の他、「思う」や「測る」などという意味があるのでしょう。これもきっと、あなたは、英語の初級段階で学習し、不思議に思いながら、今までやり過ごしてきた重要事項の中の一つに違いありません。

本書は、このような、誰もが疑問に思いながらも、解決の手だてを得られないまま、今までそのままにしてきた----潜在的にあなたの英語理解を妨げてきた----多くの論点を解決してくれるヒントが詰まった本です。

ルミナス英和辞典をはじめ、日本で多くの英語辞書編纂に関わってきた、日本語も堪能な著者ならではの、斬新な切り口を堪能してください。

類書とは、ひと味違うハイクラスな英文法書です。

Information

帝京大教授 クリストファ・バーナード著 四六判 208頁 本体価格1600円

まえがき紹介(このファイルを見るにはAdobeReaderが必要です)

目次紹介

haveは植民地化する言葉
haveは「植民地化する言葉」である(第6章より)

内容紹介
 (各章の最初の2ページが読めます→◆をクリック)

第1章 「中間動詞」と「中間態」
第2章 動詞はどこまで「軽く」なれるか
第3章 動詞の意味と文法パターンの因果関係
第4章 頭や心の中の出来事に関わる動詞の特性
第5章 speakとtalkは発言に関わる動詞か
第6章 "have a headache"を「頭痛を持っている」と
     訳せない理由
第7章 空間中心の英語と、動詞中心の日本語
第8章 英語に"apple"は存在しない
第9章 "next Friday"とはいつのことか
第10章 言語学習のタテ軸とヨコ軸
第11章 外国語学習は、名詞と動詞のどちらが大切か
第12章 今すぐ発音がよくなる方法
あとがきにかえて 「英会話」という神話

〈紹介記事〉英語教育ニュース

■クリストファ・バーナード(Christopher Barnard)
 カリブ海セント・ルシア出身。イギリスで学び、ケンブリッジ大学を卒業。その後、アメリカのコーネル大学で言語学の修士号を取得したほか、テンプル大学でも教育博士号を取得する。日本では言語教育や辞書学の分野で幅広い著作活動を行っている。現在、帝京大学教授。
 著書に、『英語句動詞文例辞典』『ルミナス英和辞典』(執筆)『ライトハウス英和辞典』(執筆)『日英辞典』(編著)(以上、研究社)、『バーナード先生のネイティブ発想・英熟語』『バーナード先生の英語上達の常識』『バーナード先生のネイティブ発想・英単語』『日本人が知らない英文法』(以上、プレイス)、Language, Ideology, and Japanese History Textbooks(RoutledgeCurzon)などがある。

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