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辞書はいらない! 詳細

正しく読むための「日本語単語集」

元代々木ゼミナール講師 辻本浩三著、四六判、224頁、本体1400円

(例)

さらに多くの例は、下の「目次」からご覧ください。

「国語辞典」を引いてもピンとこなかったり、どこか違うなと感じたことはありませんか?

それは国語辞典の説明があまりに「不親切」「不適切」で時には明確に誤っているためです。本書で、そんなあなたの国語辞典を矯正してみましょう!

・社会人には、正しい文章を読み・書くために
・大学受験生には、現代国語の評論文対策に必携

本書は、河合塾、代々木ゼミナール等で大学受験生に現代文・小論文を教える中で様々な文章読解法を開発し、多くの支持を得ている現代文・辞書のプロ、辻本浩三氏が現代日本語と辞書のズレを的確にとらえた、いわば、 引けば引くほどわからなくなる「辞書のウソ」を暴く本です。

Information

元代々木ゼミナール現代文講師 辻本浩三著、四六判、224頁、本体1400円

第一章「こんな「定義」でほんとに分かる?」 

 まずこの章では、評論などに頻出する言葉の中で、実際の使用と辞書の定義が完全にずれているものを取り上げた。はっきり言えば、説明が特にひどいものである。読むと害になるものまである。実際はどう使われているかの説明と評論家の文章からの用例(引用)をつけているので、辞書の定義のいい加減さが理解できるはず。

第二章「説明はもっとていねいに」

 この章で取り上げた言葉についての辞書の説明は間違っているとまでは言えない。ただ、やはり分かりにくい。実際にどう使われるかが分からなければ辞書は役に立たない。もう少していねいに説明すべきだと思うのだが。

第三章「ここまで分かれば「評論」が読める」

 この章にある単語まで理解できれば、評論文や日常の読書において困ることはほとんどないだろう。特に辞書の定義に問題があるわけではないので、辞書の引用は載せていないが、使い方が難しいものには例文をつけておいた。 

◎さらにくわしい内容についてはこちらに

 まえがき・目次紹介(pdfファイル)

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■辻本浩三(つじもと・こうぞう)
 1962年福岡県生まれ。明治大学政経学部卒業後、演劇雑誌創刊に携わり、以後演劇・映画ライターとして活動。20年にわたってニューヨークに通い、ブロードウェイ・ミュージカルを中心に最新のエンターテイメントを研究している。 河合塾、代々木ゼミナール等で大学受験生に現代文・小論文を教える中で様々な文章読解法を開発し、多くの支持を得ている。 著書に、『出典朝日新聞』(共著、朝日新聞社)、『MD現代文・小論文 』(共著)『MD BOOKS評論文ガッチリ読破術』(ともに朝日出版社)、『新小論文ノート』(共著、代々木ライブラリー)などがある。


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