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「大学入試 ガリレオの英作文」詳細

 基本英文法スーパーテク222

 基本英文法スーパーテク222

英語の言い分

全国の高校の先生方や先輩たちに圧倒的な支持を受けた 「コペルニクス英作文」が全面改訂・解説も大幅に充実、2色刷で再登場しました。
社会人の方には「和文英訳エクササイズブック」の初級編としてもオススメです。
本書を体験したら、もう他の英作文の本は読めない!

「基本的な英文をミスなく書く」―これが最新の入試英作文対策です。そして、実務の英文ライティングの鉄則でもあります。

本書は、一見ムズカしい問題文を別の日本語に言い換え(=発想転換)、 きわめて平均的な英語力をもった受験生でも、立派な和文英訳ができ、 非常に高度な英文が書ける(=英作文は怖くない)ことを教えてくれます。

例えば、

「運動のしすぎは有害無益だ」

という日本文はどう英語で表現しますか? 「有害無益」を和英辞典で引いたりなんかしないでくださいよ。

「有害無益」とは、難しそうですが、結局「害があって益がない」ことです

したがって、害があるということは当然益にはならないわけで、「無益」は訳す必要はありません。また、何にとって有害かといえば、それは運動をしすぎる人の健康にとってです。これは日本語の原文には書かれてはいません。

そうすると、次のような英訳が考えられます。

・Too much exercise is bad for the health [for you].
・If you take too much exercise, it'll be harmful to your health [to you].

「有害無益」という一見難しそうに見えた熟語がis bad for youというごく簡単な英語で表されます。

このように、原文を吟味してダブついている語句はそぎ落し、意味が不鮮明と思われるものを補足して、不足しているものを付け加えることで、よりわかりやすい英文になおすことができます。

もちろん、次のような「定訳」を知っている人もいるでしょう。

・Too much exercise does you more harm than good.

しかし、do you more harm than goodという難しい言い回しを知らずとも、日本語を吟味し、その意味をやさしい日本語に置き換える(=発想転換)とこによって、上のようにきわめてやさしい英語で表現することができます。

もう一例あげれば、

「天才と馬鹿は紙一重だ」

これも、「紙一重」は「その差異が非常に少ない」あるいは「ほとんど同じだ」と発想転換することにより、

・There is very little difference between a genius and a fool.
・Very intelligent people and stupid people are almost the same.

などとやさしく表現することができるようになるのです。

これは、近年、出題が急増している「自由英作文」の対策としても非常に有効なアプローチです。なぜなら、「自由英作文」では、自分の考えをいかにミス無く、わかりやすい英文で書くかが得点をあげる大きなポイントだからです。

本書には、このような

 難しい日本語をやさしい英語で表現する(英訳する)

ノウハウが満載されています。英文ライティングを本格的に学びたい大学生・社会人の入門書としてもおススメです。

ぜひ、「ガリレオ」式の発想転換で、入試あるいは実務の英作文を賢く乗り切ってください!

マーク内容一部紹介(画像をクリックすると大きく表示されます:pdfファイル)

2章

5章

6章

11章

マークはしがき(pdfファイル)

マーク目次紹介

第1章 主語を何にするか
第2章 重なっている意味と重なっていない意味
第3章 「時」にかかわる二つのポイント
第4章 難しい語句をやさしい語句に
第5章 肯定文と否定文の転換テクニック
第6章 言葉のウラを吟味する
第7章 受動態で書くか、能動態で書くか
第8章 修飾語をどうするか
第9章 イディオムや決まり文句の急所
第10章 前置詞が決め手の表現
第11章 会話問題の攻略法

マーク詳細項目はこちら(pdfファイル)

Information

勝見務/クリストファ・バーナード共著 A5判 184頁 本体価格1300円

■勝見 務(かつみ・つとむ)
  元駿台予備学校および代々木ゼミナール講師
  著書に『超・英文法使い分けマニュアル』(プレイス)、『コペルニクス英作文』(共著)、『英語教師のための英文法再整理』(以上、研究社)、訳書に『英語句動詞文例辞典』(研究社)、『バーナード先生のネイティブ発想・英熟語』(プレイス)などがある。

■クリストファ・バーナード(Christopher Barnard)
  帝京大学教授。
  著書に『英語句動詞文例辞典』『ルミナス英和辞典』(執筆)『ライトハウス英和辞典』(執筆)『コペルニクス英作文』(共著)(以上、研究社)、『バーナード先生のネイティブ発想・英熟語』『日本人が知らない英文法』(以上、プレイス)、Language, Ideology, and Japanese History Textbooks(RoutledgeCurzon)などがある。 ネット上では、プレイスのウェブサイトにて、コラム「日本人が知らない英文法・語法」を連載、インターネット・カルチャーセンター ビュールタウス(http://www.asunaro-online.com/polyglot/index.html)にて、「日本人が知らない英文法」講座を開講中。

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