「 [基本動詞+前置詞] イディオム1000」詳細
英語理解の「絶対基礎」である、
「基本動詞」と「前置詞 ・副詞」から成る
さまざまなイディオム(句動詞)を
頻度の高いものばかり
意味と例文を1180収録。
基本動詞と前置詞・副詞のイメージについても
別途、章をもうけて解説。
著者吹き込みによる例文の音声データが
無料ダウンロードおよびPodcasting可能 !!!
「自然な英語」を話し、書くためには、
「基本動詞」と「前置詞」、そしてなによりも
その組み合わせから出来るイディオム(句動詞)の
マスターが不可欠なことは今や常識です。
ひょっとしてご存じなかったあなた!
赤信号がともってますよ!
それらは、こんなイディオムを指します。
come across a room「部屋を横切る」
get off the bus「バスを降りる」
turn him out「彼を追い出す」
こんなの簡単ですって?
では、今度はどうでしょう。
come across gold「黄金を見つける」
get the letter off「その手紙を出す」
turn out brake linings「ブレーキライニングを生産する」
どうでした? come, get, turnはいずれも「基本動詞」と呼べるもので、それらが、これまた誰でも知っているacross, off, outなどの「前置詞・副詞」と結びつくと、さまざまな意味をもつようになるのです。上の3つのイディオムにはこれら以外にももっとたくさんの意味があります。
そして、こんな「基本動詞+前置詞・副詞」のイディオムこそが、ネイティブスピーカーが日常で話し書くさいに用いている表現方法なのです。
今までも、このようなイディオムをまとめた本はありましたが、
それらは、「動詞中心」の配列がなされていました。
たとえば、こんなふうに。
しかし、これでは、それぞれの意味を1つ1つバラバラに覚えていかなければなりません。「〜をほのめかす」「逃げる」「降りる」…などと。なぜなら、「基本動詞+前置詞・副詞」の意味は、
「前置詞・副詞」の方にあることが圧倒的に多い
からなのです。
ですから、たとえば、offがつくイディオムは、offのもつ「点・表面からの分離」という基本意味(イメージ)に関わることが非常に多いのです。
つまり、同じ前置詞・副詞を含むイディオムは「共通のイメージ」を持っているのです! こんなふうに、
→ 全て「点・表面からの分離」に関わる
このように「逆方向のアプローチ」(前置詞・副詞別のグループ分け)を用いることにより、数多くのイディオムを効率的に覚え、使いこなすことができるようになります。
本書は、ネイティブスピーカーが日常用いる、「基本動詞」と「前置詞・副詞」の組み合わせから成るイディオムの意味を1180厳選。「前置詞・副詞」別の配列・グループ分けで、「共通のイメージ」による理解・学習が可能になりました。
Information
帝京大学教授 クリストファ・バーナード著 四六判 248頁 本体価格1600円
(発売 アスク: 03-3267-6866)
内容紹介:◆のついた章は一部閲覧できます。
はじめに----本書の特徴と使い方 ◆
収録した基本動詞と前置詞・副詞の「基本意味・イメージ」 ◆
基本動詞
+acrossのイディオム
+againstのイディオム
+alongのイディオム
+aroundのイディオム
+atのイディオム
+awayのイディオム
+byのイディオム
+downのイディオム ◆
+for/fromのイディオム
+inのイディオム
+intoのイディオム
+of/offのイディオム ◆
+onのイディオム
+outのイディオム ◆
+overのイディオム
+throughのイディオム
+toのイディオム
+underのイディオム
+upのイディオム ◆
+with/withoutのイディオム
帝京大学教授 著書に『英語句動詞文例辞典』『ルミナス英和辞典』(執筆)『ライトハウス英和辞典』(執筆)『コペルニクス英作文』(共著)(以上、研究社)、『バーナード先生のネイティブ発想・英熟語』『日本人が知らない英文法』(以上、プレイス)、Language, Ideology, and Japanese History Textbooks(RoutledgeCurzon)などがある。 ネット上では、プレイスのウェブサイトにて、コラム「日本人が知らない英文法・語法」を連載、インターネット・カルチャーセンター ビュールタウス(http://www.asunaro-online.com/polyglot/index.html)にて、「日本人が知らない英文法」講座を7月より開講予定。。